毎年
5月31日は
世界禁煙デーとなっており、
日本では、5月31日から6月6日までの1週間が禁煙週間とのこと。そこで今日は禁煙をテーマに書きます。
なぜ禁煙が必要か?たばこは、肺癌を含む多くのがん、心筋梗塞などの呼吸器疾患、消化器疾患、歯周病、周産期、その他さまざまな健康障害の原因となっています。しかし、禁煙することによって、これらの疾患や死亡を確実にかつ劇的に減らすことができます。
なかなか禁煙できないのはなぜか?たばこは健康によくない、のは頭ではよく分かっているけれどなかなかやめれない人は多いですよね。これは、ニコチンに依存性があってたばこ依存を生じる主な原因になっているからです。
保険をつかって禁煙治療が行なえます。日本では2006年4月から、禁煙治療に
ニコチン依存症管理料として健康保険が適用されるようになりました。医療機関の
敷地内での禁煙などの条件を満たす医療機関は、届け出を経て禁煙治療に健康保険を利用できます。
当院も保険で禁煙治療が可能な施設になりました。禁煙週間をきっかけに禁煙にチャレンジをしてみようと思っている方、私たちが禁煙のお手伝いをさせていただきます。ぜひ、ご相談ください。
禁煙治療できる患者さんの条件患者さんの要件としては、ニコチン依存症の
スクリーニングテスト(Tobacco Dependence Screener:TDS)が5 点以上であることなどがあります。
次回は、禁煙補助剤について紹介したいと思います。
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